コラム 鉄道趣味にライセンス制度を

ツイッターにまとめたものですが、最初から転載前提で書いたものです。

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 鉄道ファンの課題として、きわめて現実人間社会との連携性が外れていると思う。趣味にしても現実さ・人間性のない専門性(ようするに○○系が登場した、××線の車両が廃車・・・)というものばかりが追求されている。それはある意味では正しいのだが、どうもそれだけでは立ち行かなくなっているような気がするのだ。
 例えば先日の東北新幹線「はつね」騒ぎにしても一向に趣味雑誌の批判がないのもおかしな話である。田代祭や川崎祭と同じサイバーテロ行為であり、前2者は何かしら話題となったのだが 、こちらは(個人レベル以外で)一切批判らしいものが無かった。この「はつね」投票運動近年の撮り鉄騒ぎにしても、鉄道趣味に「現実性と人間性」が存在しないことの現れではないだろうか。

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 以前「鉄道ピクトリアル」のSLブーム特集号で触れられていたが、鉄道趣味最大の特徴であり、最大の欠点なのは所有ができないことである。つまり、一般人が鉄道そのものを所有することが出来ない。だからこそ、所有の代理行為として模型づくり、写真、録音、部品収集等を行うのである。ところでここで気になったのだが、鉄道趣味は他の趣味と違い、対象物が公共交通機関ゆえ、行為が露呈しやすいことだ。しかしそれをどれだけの趣味者が理解しているだろうか。現実キモヲタ、三脚馬鹿、罵倒厨、アスペルガー・・・というような人ばかりが目立つ。それを鉄道雑誌や鉄道友の会は「ごく一部・・」などとして表現するのは、臭いものにフタをするような逃げ口上のような気がしてならない。

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 この状況を打破する方法としてひとつ提案がある。現実性から言うとこれは無茶な話だが、鉄道趣味にはライセンス制度を設けるのはどうか。ライセンスといっても特殊な技能を競うのではない。内容は撮影マナー(無論現地実習)、服装、言動などごく(人間生活として)当たり前のこと。これも出来ない人間は鉄道イベントの入場は勿論、鉄道利用も禁止にしてもよい。 そのような違反人間は公表しても良いのではないか。また自動車免許の優良運転者のように鉄道ファンを表彰する制度(賞金としてパスモチャージなど)があっても良い。

 ここまで書くと「また管理社会云々・・」などと嘆く人もいるかもしれないが、今や鉄道そのものの情報がネットで簡単に手に入る時代、鉄道雑誌や鉄道友の会は、内容の薄い鉄道情報よりも趣味の人間性向上を前提とした特集や活動をすべきではないだろうか。 鉄道雑誌や鉄道友の会は趣味を統率する立場なのだから、方向性を指し示す必要があるのではないか。それが出来ないのなら鉄道趣味は無くなるべきだろう。この趣味はあまりにも趣味に本来必要な人間性をないがしろにしてきた、そんな気がしてならない。

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